新潟県柏崎市役所1階の多目的室では26日、全国高校野球選手権新潟大会の決勝の模様を伝える新潟テレビ21の映像をモニターで見るパブリックビューイングが行われた。
同市内にある新潟産大付の優勝が決まると、約30人の市民のほか、昼休み中の職員らが両手を突き上げたり、拍手をしたりして、会場は歓声に包まれた。同市内の高校が夏の甲子園に出場するのは初めて。
母校・同市立北条(きたじょう)中の卒業生・堀田温斗捕手(3年)が出場しているので、応援に来たという宮川幸雄さん(81)は「胸がいっぱいになった。本当に良かった」。桜井雅浩市長は「市民の声援が一人ひとりの気迫あるプレーに結びついた。甲子園でも柏崎のプライドを示してもらいたい」と話した。(戸松康雄)
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