山形市出身でJ1鹿島でプレーしていた土居聖真選手が、モンテディオ山形に完全移籍した。きょう(26日)の会見で、土居選手は「目標は8ゴール」と意気込みを語った。

J1鹿島から山形に完全移籍で加入した山形市出身の土居聖真選手。きょう会見を開き移籍への思いを語った。

(MF#88・土居聖真選手)
「移籍は初めてで、朝からソワソワしていました。色んな思いを背負って、クラブハウスに着くまで色んなことを考えました。色んな感情が湧き上がってきて、一人で泣きそうにもなりました。この山形の地で、糧にして良いプレーを見せるだけだなと思った」

土居選手は中山町の長崎小学校を卒業後、J1鹿島のジュニアユースに加入し、その後トップチームに昇格。
強豪・鹿島一筋で約20年を過ごし、2017年には日本代表にも選ばれている。これまでJ1通算332試合に出場し52得点を挙げている。
今シーズンの山形の印象について聞かれると。

(MF#88・土居聖真選手)
「失点数と順位を見た時に『何でこんな下にいるのかな』というのが率直な感想。僕の経験・持ち味で、個人としても周りの選手も引き込んで、もっともっと魅力的なサッカーにしていきたい」

現在、山形は13位で、6位のプレーオフ圏内との勝ち点差は「9」。ここから巻き返すためにも、中盤から前線にかけてのプレーを得意とする土居選手の得点に絡む活躍が期待される。

(MF#88・土居聖真選手)
「ミスをなるべくしないところはベースにある。相手のゴール前付近・ペナルティエリア内で自分が仕事をしなければいけないと思っています」

土居選手は次の岡山戦から試合への出場ができるという。

(MF#88・土居聖真選手)
「背番号を88番にしたので、それにちなんで8ゴール・8アシストを目指して頑張りたい」

山形は次節、8月3日、アウェイで3位の岡山と対戦する。

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