初めて決勝まで勝ち上がったつくば秀英か、2年連続となる舞台で優勝をめざす霞ケ浦か。第106回全国高校野球選手権茨城大会の決勝は27日午前10時から、ノーブルホームスタジアム水戸で開かれる。

 つくば秀英は、エース羽富玲央(2年)を中心に5試合で失策3。堅守で勝ち上がってきた。チーム打率は3割3分5厘。明石理紀斗(3年)が今大会2本塁打、大石隼也(3年)も準決勝で本塁打を放つなどパンチ力がある。

 霞ケ浦は、技巧派左腕の市村才樹(2年)をエースに、140キロ前後の速球が武器の真仲、乾、飯田の3年生右腕3人が控え、投手層が厚い。

 雲井脩斗(3年)や羽成朔太郎(3年)ら昨夏の九回逆転負けの悔しさを知るメンバーが、打線の中軸を担う。

 互いの投手陣をどう打ち崩すか、見どころの一つとなる。(古庄暢)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。