混雑するパリ北駅。高速列車TGVの路線網に大規模な破壊行為があった=26日(共同)
【パリ共同】パリ五輪開幕日の26日、フランスの高速列車TGVの路線網に対する破壊行為で列車ダイヤは大きく乱れ、パリ市内の主要駅は行き場を失った利用客であふれ返った。パリ北駅では、スーツケースや大きなリュックサックを持った多くの観光客らが、途方に暮れた表情で電車の遅延を伝える電光掲示板を眺めたり、通路に座り込んだりしていた。 1週間のパリ旅行を終え、アムステルダムに戻るというオランダ人の女性(42)は「こういうことが起こりそうだから、五輪が始まる前に帰ろうと思ったのに」と、ため息をついた。
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