夏の全国高校野球選手権西東京大会は26日、準決勝2試合が神宮球場である。ベスト4に名を連ねたのは、いずれも甲子園出場経験のある強豪。午前9時から日大三と創価、午前11時半からは早実と日大二が決勝進出をかけて戦う。  創価はエースの土居賢士郎投手(3年)らを中心に、5人の継投で勝ち上がってきた。序盤は守備力を生かして粘り、終盤に打線が爆発する展開が目立つ。ノーシードから3連覇を目指す日大三は、投打ともに充実。昨夏の甲子園を経験しているエース谷亀和希投手(3年)は安定感がある。打線では1番の本間律輝選手(2年)がここ2試合続けての先頭打者本塁打を含む3本塁打と絶好調だ。  日大二は長打こそ少ないが、打線がつながり着実に得点を重ねてきた。鈴木勝也投手(3年)は緩い変化球を駆使した安定感のある投球が持ち味で、打撃も好調。対する早実はタイブレークや継続試合、乱打戦など厳しい試合を制して勝ち上がってきた。注目は、木製バットを使う大会屈指のスラッガー宇野真仁朗主将(同)。準々決勝でも本塁打を放ち、チームを引っ張る。(昆野夏子)


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