熱戦続く夏の高校野球石川大会。23日は準々決勝4試合が行われました。プロ注目選手を擁する春の大会ベスト8の金沢は小松大谷に挑みました。

春夏通算22回の甲子園出場を誇る古豪に現れた選手。

齋藤大翔選手:
「プロ一択です」

そう話すのは金沢高校のキャプテン、齋藤大翔(さいとうひろと)。打っては高校通算12ホームラン。走っては50メートル6秒ジャストの俊足。そして高い身体能力を生かした守備力。試合には複数の球団スカウトが駆け付ける注目の選手です。2011年夏以来、甲子園から遠ざかっている金沢の救世主となれるのか?

齋藤大翔選手:
「金沢の色を出していって、金沢旋風巻き起こして、勝ちたいと思います。夏は必ず甲子園行きたいです。」

リポート:
「プロ注目の斎藤擁する金沢はベスト4進出をかけて準々決勝に臨みます」

相手は春の大会ベスト4の小松大谷。金沢は3回表、ツーアウト1塁2塁のチャンス。試合を動かしたのはやはりこの人でした。

齋藤のタイムリーで金沢が1点を先制します。その後、追い付かれた金沢は7回裏、2アウト1塁2塁のピンチで2番石浦に2点タイムリーで逆転を許します。

反撃に出たい金沢は8回、2番の泉がノーアウトからツーベースで出塁。斎藤の前にチャンスを作りますが…。レフトライナー。追いつくことができなかった金沢、ベスト8で姿を消すことになりました。

齋藤大翔選手:
「みんなで甲子園目指してきたので負けてしまったことは一番悔しいです。絶対プロに行って家族や支えてくれた人、チームメイトに恩返ししたいです」

一方、春のセンバツ甲子園でベスト4に輝いた星稜は遊学館と対戦。延長タイブレークまでもつれた末、サヨナラ勝ちでベスト4進出を決めました。そのほかの結果です。金沢学院大学付属が門前を3-0で下しました。センバツ出場の航空石川は小松商業を4ー1で破り、これでベスト4が出そろいました。準決勝はあさって、決勝は27日に行われ甲子園出場校が決まります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。