北部九州インターハイの男子テニス競技に出場する佐土原高校。充実した戦力で団体戦悲願の全国制覇をめざします。
佐土原高校テニス部は、これまでインターハイ出場20回。去年の男子シングルス決勝は、佐土原同士の対戦となるなど、全国トップレベルです。
団体戦は、去年のインターハイと今年春の全国選抜で3位。この夏のインターハイは頂点をめざしています。
今年のチームについて横山良輔監督は…。
(横山良輔監督)
「去年出場したメンバーがほとんど残っていて、経験豊富なチームだと思うし、力を合わせれば優勝のチャンスがあるチームだと思う」
団体戦はシングルス2試合、ダブルス1試合。注目は、シングルスでコートに立つ2人の選手です。
まずは、第1シングルスの浅田紘輔キャプテン。今年の全国高校選抜シングルスで優勝。ミスの少ないプレーが持ち味で、ラリー戦には、絶対の自信を持っています。
(浅田紘輔キャプテン)
「相手よりも一球でも多く返し続けることを徹底して試合でもできている。テニスの調子もこれまでの人生のなかでも一番いいと思えるほど完成度も高く、それが結果に結びついていると思う」
浅田選手は、多彩なショットを繰り出し、相手にリズムを作らせません。
(浅田紘輔キャプテン)
「今度のインターハイが高校最後の団体戦なので、本当に後悔がないように全力で楽しんで、その上で優勝という結果を手にすることができたらと思う」
そして、第2シングルスの宮里琉星選手。
(宮里琉星選手)
「攻める姿勢で攻撃的なテニスができればチャンスはあると感じている」
宮里選手は、去年のインターハイ・シングルスで準優勝。強烈なサーブとパワフルなフォアハンドを武器に、ポイントを重ねます。
(宮里琉星選手)
「全国1位がすごく難しいことは身に染みて感じているので、自分たちのベストが出せれば優勝のチャンスはあると思っている。優勝できるように頑張りたい」
(横山良輔監督)
「2人がやりきる、力を出しきるところが見てみたい。実績は重ねてきたけど、団体優勝はしていないので、強いチャレンジャーの気持ちと野望をもって戦ってほしい」
全国トップレベルの2人を中心に戦力充実の佐土原高校。見据えるのは団体戦・全国制覇です。
インターハイのテニス競技は8月2日から大分県で開催されます。
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