第95回都市対抗野球大会は第5日の23日、東京ドームで1回戦があり、福岡市・KMGホールディングスは石巻市・日本製紙石巻に4―5で敗れた。チーム名が九州三菱自動車だった第83回大会(2012年)の初勝利以来、本大会通算2勝目はならなかった。福岡市・加藤伸一監督の試合後の主なコメントは次の通り。
福岡市・加藤伸一監督
逆転の後に1点が取れてていれば……。八回の3者凡退も嫌な感じがした。どういう展開でも勝ちたかった。大会に出て「KMG」という名前を何人かには分かってもらえたのではないか。
(大会屈指の右腕で先発した)木下(里都)は2点までだと思っていたので四回途中で代えた。うちのチームは予選から先行逃げ切りのパターンで勝ち上がってきたので、(序盤で)3点目を取られると策が打てなくなる。出場のブランクがあるチームはどうしてもミスも出てしまう。都市対抗では150キロは出ても、甘くなった球は見逃してくれない。
木下は昨年の日本選手権に出場して自信がついた。打たれることはあっても無駄な四球がなくなった。ゆっくりでも成長を感じる。初めての都市対抗でいい経験ができた。悔しさはあると思うが、将来もある選手なので今後に期待したい。
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