第106回全国高校野球選手権地方大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は兵庫大会に出場した山崎です。
(18日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会4回戦 山崎6―9三田学園)
山崎・北川昌生監督
何も言わんでも(主将の)藤原(大翔)が中心になって、自分たちが「ああしよう」「こうしよう」とやってくれた。
それがお前らの成長につながったんだなって。
言われて、指示されて動くだけの人間は社会で通用せえへん。
失敗しても、自分たちで「ああしよう」「こうしよう」ということは人間として大切で、そういう意味で、本当によく成長してくれたと思う。
2年連続ベスト32。
山崎としてはすごいことやと思う。またひとつ歴史をつくってくれた。
次の16の壁を越えるためにどうするか、1、2年生でしっかり考えていこう。悔しい思いを糧にしていかないといけない。
3年生はこれで終わりになるけど、次のステージがあるからな。
お前らに関わってきてくれた人は、お前たちがどういう試合をしているか、どういったプレーをしているか、常にみてくれている。これからもそうやで。
お前たちが卒業して、社会でどうやって活躍しているのか、常にみてくれている。
そこで恥ずべき姿がないように。人間として、もうひと回りもふた回りも成長して、社会に通用する人間になっていかなあかん。お前らならできる。
アホな話をしながら、笑いながら、ギャーギャー言いながら、やってきたわけやから。
同じことを続けていって、誰からも好かれる人間になって、社会で活躍する姿を期待している。どうもありがとう。(大久保直樹)
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