パリオリンピックの柔道で、男子の100キロを超えるクラスに出場する斉藤選手は、この春、卒業した東京 世田谷区にある国士舘大学で行われた壮行会に出席しました。
斉藤選手は学生などおよそ250人を前に「パリオリンピックでは自分がやってきたことをすべてぶつける。金メダル、勝ちにこだわり、自分の力を出し切って金メダルを持ち帰りたい」と活躍を誓いました。
国士舘大学の教授で柔道の男子日本代表の鈴木桂治監督は「柔道はメダル獲得を皆さんが期待している競技だと思う。選手がしっかりとしたパフォーマンスをできるように環境作りとモチベーションアップのサポートをしていきたい」と意気込んでいました。
斉藤選手と鈴木監督は学生から花束を受け取ったあと応援団からエールを送られていました。
斉藤選手はオリンピック2連覇を果たし、9年前に亡くなった父親の仁さんと日本の柔道史上初めて親子2代での金メダル獲得を目指します。
国士舘大学ゆかりの代表選手ら出席
壮行会には国士舘大学ゆかりのオリンピックとパラリンピックに出場する代表選手やスタッフが出席しました。
アーティスティックスイミングで、8人で行う「チーム」に出場する4年生の小林唄選手は「日頃からお世話になってきた人たちに演技を通して恩返しして目標のメダル獲得に向けて頑張りたい」と話していました。
パラリンピックの競泳の視覚障害のクラスで東京大会に続いて2大会連続で出場する卒業生の齋藤元希選手は「自国開催の節目を終えて、次世代の目標となるように精いっぱい戦いたい」と話していました。
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