大リーグ機構は、これまでオリンピックに全30球団の40人枠に入っている選手たちの参加を認めたことがありません。

これについて複数のアメリカメディアによりますと、大リーグ機構のマンフレッドコミッショナーは16日、全米野球記者協会が主催した会見の中で「私たちが具体的にどのような対応をしなければならないのか。その話題については話し合う余地がある」として各球団のオーナーなど関係者と今後協議を進める考えを示したということです。

2大会ぶりに野球が実施される2028年のロサンゼルスオリンピックについてはオールスターゲーム前日の15日に大谷翔平選手が「出たい気持ちはもちろんある」と出場に前向きな姿勢を示していました。

また、会見の中でマンフレッドコミッショナーはストライクとボールの判定に異議がある場合、AIが自動で判定する「チャレンジ制度」を大リーグで導入するかどうかについても言及し、来年、春のキャンプから実験的に導入する可能性があると話したということです。

マンフレッドコミッショナーは「そこで課題を解決できればよくとしからの導入にも支障はない」と2026年シーズンからの導入に前向きな姿勢を示したということです。

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