(16日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 上三川1―0真岡) 祖父、父、兄が真岡高の元野球部員という高橋祐士郎(3年)。先発投手として、4番打者として、2年前に兄と勝ち進んだベスト8を超えることが目標だったが、力を出し切れず姿を消した。

 130キロ台の速球で相手を無得点に抑えていたが、五回途中に連打を許して交代。「力みすぎた」と反省した。4番としては、兄と同じ「暴れん坊将軍」の応援曲に背中を押されて安打を放つなど、意地を見せた。

 卒業後も野球を続ける意向で「ボールに効率よく力を伝えられる投球フォームを目指す」とレベルアップを誓った。(津布楽洋一)

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