(15日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 新宮・新翔10―5向陽)
四回表1死三塁。新宮・新翔の4番、西内佑典選手(3年)はこの日3回目の打席に入った。第1、第2打席とも、好機を生かせず、「無心で打とう」と考え、振り抜いた。右中間を破る適時二塁打となり、5点目が入った。続く打席でも適時打を放った。
新チームとなった後、今春、1年生2人が入るまで、新翔ではたった1人の選手だった。野球をやめることも考えたが、新宮との連合チームで出場できた。「一緒にやれて良かった。野球を続けて良かった」と感謝し、「次の試合も初球からガンガン打ちたい」と意気込んだ。(周毅愷)
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