36歳の前田投手は、今シーズン、ここまで16試合に先発して2勝5敗、防御率7.26と苦しいピッチングが続いていて、タイガースのヒンチ監督は中継ぎに配置転換する方針を明らかにしていました。
前田投手は12日、ドジャースとの試合前に報道陣の取材に応じ「いいピッチングができてないという結果が招いたことだと思うので、なんとかいい状態に戻してまた先発に戻れるように一生懸命努力していくしかない」と先発への復帰を目指す考えを示しました。
そして、中継ぎとしてどのように試合に臨むかを聞かれると「ルーティーンを変えるものもあれば続けるものもあると思うので、そこは日々探しながらやっていきたい。これまで技術的なことがうまくいかず、メンタル的にも自信を持てなくなる部分もあったが、マウンドに上がればチームが勝てるために一生懸命投げるだけなので、そのなかでいい感覚を戻せるように投げていきたい」と前向きに話していました。
タイガースはこの日が本拠地にドジャースを迎えての3連戦の初戦で前田投手は試合前にキャッチボールを行っていた大谷選手と10分間ほど笑顔でことばを交わしました。
また、前田投手がドジャースに所属していた当時の通訳で現在は大谷選手の通訳をしているウィル・アイアトンさんや、当時から監督を務めていたロバーツ監督にもあいさつし、再会を喜んでいました。
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