（8日、第106回全国高校野球選手権広島大会1回戦 呉商5―2河内）

　河内の遊撃手・石川葉琉（はる）選手（1年）が、守備で魅了した。

　二回2死二塁の場面。二塁手がグラブではじいた打球を、すかさず素手でつかむと、そのまま一塁に送球。軽快な動作で、この回を締めた。

　「たまたま転がってきて。貢献できて良かった」とはにかんだが、西武・源田壮亮選手の守備を動画で見て、動きのイメージをつかんでいた。

　昨夏は連合チームを組んだ河内。この日は1年生9人で臨んだ。ランナーコーチを務めながらの初の公式戦は、呉商に八回に勝ち越されて敗北。「実戦を積んで、たくさんの部員を連れて来年も頑張ります」（根本快）

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