【ルアーブル(フランス)共同】開幕20日前に迫るパリ五輪の聖火リレーは5日、フランス北西部ノルマンディー地方で行われ、近代五輪の父、ピエール・ド・クーベルタン男爵が幼少期を過ごしたミルビルの城館周辺を子孫のチボー・ドナバセル氏が駆け抜けた。

 同氏は「高祖父が暮らした町に聖火が届いたことを誇りに思う」と言及。1924年以来、100年ぶりの開催となるパリ五輪について「相互扶助、喜び、平和を分かち合える祭典になることを祈る」と語った。

 ノルマンディー地方のエトルタでは、96年アトランタ、2000年シドニー両五輪の柔道男子金メダリスト、ダビド・ドイエ氏も聖なる火を掲げた。(共同)

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