第106回全国高校野球選手権鳥取大会(鳥取県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は6日、鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で開幕する。今大会には22校が出場。コロナ禍などを経て、5年ぶりに入場行進が行われる。開会式後には1回戦2試合が予定され、熱戦が始まる。

 開会式は午前8時半に始まり、昨夏優勝した鳥取商を先頭に22校が入場行進を行う。優勝旗返還や福光浩・県高野連会長のあいさつなどに続き、米子工の佐藤陽向主将が選手宣誓を行う。

 第1試合の開始は午前10時半、米子工と米子の米子対決で幕を開ける。続く第2試合は倉吉総合産と倉吉東の倉吉対決だ。

 熱中症対策として、五回終了時に完全休養時間(5分)と準備時間(3分)を設けるほか、応援団用としてスタンドにテントを設置したり、球場周辺に救護室を増設したりする。

 入場料は大人800円、高校生100円、中学生以下無料。日程が順調に進めば、決勝は22日午前10時から行われる。

 優勝校は、8月7日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する全国大会に、鳥取代表として出場する。(斉藤勝寿)

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