長尺のパターを操る堀琴音選手=横浜市の戸塚CCで2024年6月29日午後2時24分、岸本悠撮影

 国内女子ゴルフツアーの資生堂レディースは29日、神奈川・戸塚CC(6697ヤード、パー72)で第2ラウンドがあった。2位から出た堀琴音選手は6バーディー、2ボギーの68で回って通算9アンダーとし、2位と1打差の単独首位に浮上した。長い距離のパットを次々と決めた堀選手は「フィーバータイムみたいな感じ」と振り返った。主なコメントは次の通り。

 前半はすごくパッティングが入ってくれて、ロングパットも何本か入ってすごく良かった。後半はそれよりは入らなくなり、ちょっともったいなかったかなと思う。ストローク自体はあんまり変わっていないかなと思うけど、(違いは)タッチかなと思う。前回大会のアース・モンダミン・カップから少し自分なりに手応えを感じてきていた。久しぶりに優勝争いをしているので良かったなと。先週の疲れがないと言えばうそになるので、(前日雨天中止で)しっかり休めて良かった。(長尺のパターを)ちょうど使って1年ぐらい。(長い距離のパットを多く決め)フィーバータイムみたいな感じ。去年のアース・モンダミン・カップで悩んでいたら、同じコーチについている原江里菜さんに勧められた。去年の最初の方は手が動かないとか、パンチが入ったり緩んだりで(苦しんでいた)。使い始めは違和感しかなくて、時間がかかった。今でもすごいしっくりきているわけではない。(原さんからは)「良い意味で鈍感になれるよ」と言われた。前は神経質になりすぎていたところもあったので。今日も外したときに「私、悪くないかな」って思えるようになった。(最終日に向け)3勝目をしたい思いが強い。あしたの18番で3勝目できてたらいいかなと思う。

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