前回の登板では3回途中で雨のため降板し4失点で負け投手となった菊池投手は28日、本拠地のトロントで行われたヤンキース戦に中4日で先発しました。

立ち上がりの1回は、今シーズンここまでホームラン30本の3番・ジャッジ選手から155.9キロのストレートで空振り三振を奪うなど、三者凡退に抑えました。

チームが1点を先制したあとの2回以降は、緩急をうまく投げ分けたピッチングで強打のヤンキース打線に的を絞らせず、3回まで無失点に抑えました。

しかし4回、ワンアウトからフォアボールでこの試合初めてのランナーを許し、続くジャッジ選手にはバットを折りながらもライト前に運ばれて一塁二塁のピンチを招きました。

続く4番バッターはセカンドゴロに打ち取りましたが、ダブルプレーを取れずに野手がランナーを追いかけている間に二塁ランナーの生還を許し、不運な形で同点とされました。

5回にチームが2点を勝ち越したため、菊池投手は勝ち投手の権利を持って6回のマウンドにあがりましたが、ノーアウト一塁二塁からヤンキースの2番・ソト選手にスリーボールノーストライクから甘く入ったストレートをライトスタンドに運ばれ、痛恨のスリーランホームランを打たれて3対4と逆転を許しました。

菊池投手はここでマウンドを降りて6回途中を4失点、打たれたヒット4本、与えたフォアボールは1つ、7奪三振で、防御率は4.18となりました。

試合はブルージェイズが5対16で大敗し、菊池投手が負け投手となって自身3連敗で、今シーズンの成績は4勝8敗となりました。

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