ボクシングWBA世界フライ級で岡山県内のジムに所属する選手として初の世界王者となったユーリ阿久井政悟選手(28)。5月の初の防衛戦を前に地元・倉敷市での練習を公開し、意気込みを語りました。
倉敷市の倉敷守安ジムに所属するユーリ阿久井政悟選手。2024年1月に行われた世界タイトル戦に勝利し、岡山県内のジムに所属する選手で初めての世界王者になりました。
この日は、5月に控える初の防衛戦に向けた練習を公開、スパーリングなどでコンディションを整えました。
(ユーリ阿久井 政悟選手)
「(コンディションは)順調。この調子で行けばベストで挑めると思う」
ジムの守安竜也会長も練習の様子を見守ります。
(倉敷守安ジム 守安竜也会長)
「本人はチャンピオンという自覚を持っていて、前とは違う感じがする。(防衛戦の相手は)3年前に1回戦っている。勝てたが接戦だった。向こうも研究してくると思うので厳しい試合になる」
対戦相手はWBA世界フライ級3位の桑原拓選手。2021年7月の日本フライ級タイトル戦で戦って以来、3年ぶりの対戦です。前回は、10ラウンドTKO勝ちでしたが、相手のスピードには注意したいと話します。
(ユーリ阿久井 政悟選手)
「(桑原選手の)スピードを本当に警戒しているので、スピードでポイントを持っていかれないように気をつけたい」
ストイックに黙々と練習に取り組むユーリ阿久井選手。かわいい応援団から熱い声援があがります。
(長女・千聖ちゃん)
「パパ、頑張れ」
子供たちの思いも背負い、ユーリ阿久井選手は5月6日、東京ドームで初の防衛戦に臨みます。
(ユーリ阿久井 政悟選手)
「右ストレートが一番得意なパンチなので、それをどこで当てるか、どう組み立てて相手を崩していくかをここからしっかり磨いて試合に挑みたい」
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