防衛省は4日、中国軍の偵察・攻撃型無人機が、鹿児島県の奄美大島沖で飛行したのを初めて確認したと発表した。

防衛省によると、4日午前から午後にかけて、中国軍の偵察・攻撃型無人機1機が東シナ海方面から飛来し、沖縄県の沖縄本島と宮古島との間を通過し、太平洋上を奄美大島沖まで飛行。

その後、無人機は反転し、再び沖縄本島と宮古島との間を通過し、東シナ海に戻ったという。

航空自衛隊の戦闘機が日本の領空に侵入するおそれのある航空機に対処する緊急発進(=スクランブル)で対応した。

中国軍の偵察・攻撃型無人機をめぐっては、5月27日、別の機種が初めて沖縄県の北の東シナ海上空を飛行するのを確認され、防衛省は、中国軍が日本周辺での活動を活発化させているとみて、警戒と監視を続けている。

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