定期検査で運転を停止していた玄海原発4号機について、九州電力はこのあと午後3時ごろ発電を再開する予定です。

九州電力によりますと、玄海原発4号機は6月1日夜核分裂が連続して起きる「臨界」に達し、このあと午後3時ごろ発電を再開する見通しです。
その後は、徐々に出力を上げながら機器の機能を確認する「調整運転」を行い6月28日、通常運転に復帰する予定です。
玄海原発4号機をめぐっては5月、定期検査中に非常用電源の給水ポンプ1台が一時、起動しなくなり「運転上の制限」を逸脱していましたが発電再開に影響はないとしています。

3号機は定期検査を終え今年2月から通常運転していて、これで3・4号機の2基での発電が再開されることになります。

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