企業の株主総会が集中する6月にあわせ、福岡県警が3日、いわゆる“総会屋”などを取り締まる特別対策本部を設置しました。

この特別対策本部は、暴力団対策部長をトップに50人態勢で設置され、6月に集中する株主総会で、いわゆる“総会屋”の取り締まりや会場での警戒にあたります。

県警によりますと、県内では6月に42社が株主総会を予定していて、そのうち16社が27日に実施します。

株主総会の進行を妨害するなどして企業から不正に利益を得る総会屋は、ここ数年減少傾向で、去年は数人が株主総会に出席したことが確認されていますが、目立った活動はないということです。

県警は「企業と密に情報交換し、取り締まりを徹底したい」としています。

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