林芳正官房長官は10日、東京・元赤坂の迎賓館赤坂離宮を訪れ、11日に開館50周年を迎える迎賓館の本館や前庭などを視察した。
林氏は視察終了後、記者団に「西欧のデザインを使いながらも日本らしい模様や技術が随所に使われており、改めて大変素晴らしい施設だと痛感した。今後も、日本の迎賓施設として外交面での役割をしっかり果たしていければ」と語った。
迎賓館は明治期に皇族の住まい用に建てられた国宝指定の洋風建物。戦後は首脳会談や国際会議の会場、国賓級の宿泊先などとして使われてきた。2016年に国有財産を有効活用しようと通年の一般公開が始まった。開館50周年に合わせた記念事業では普段は見られない絵画などの所蔵美術品や、「西の間」と呼ばれる部屋などを特別公開する。【鈴木悟】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。