終盤国会最大の焦点、政治資金規正法の改正をめぐり、19日に岸田首相が実現への意欲を重ねて示す一方、立憲民主党などは20日、対案を国会に提出する予定。

「政治とカネ」の問題を受け、自民党の地方組織の幹部や支援者などから意見を聞く「政治刷新車座対話」が山形市で開かれ、岸田首相が出席した。

この中で岸田首相は、今回の問題をあらためて陳謝したうえで、今の国会で政治資金規正法の改正を実現する考えを強調した。

岸田首相「この国会中に、法改正を実現するということをお約束をさせていただいているところ。信頼回復への道を一歩一歩進んでいかなければならない」

規正法の改正をめぐっては、17日に自民党案が国会に提出されたのに続き、20日午前に立憲民主党や国民民主党などが対案を共同で提出する予定。

また、午後には岸田首相が出席して衆議院予算委員会の集中審議が開かれ、政治改革に向けた与野党の論戦が繰り広げられる。

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