大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)は24日午後、市内で記者会見し、自身の性的関係を巡って不信任決議を可決した市議会を解散したことを正式に表明した。市長が私的な問題で議会解散に踏み切るのは異例。
市選挙管理委員会によると、市議選は2025年2月2日の投開票を軸に調整が進められている。
永野氏は性的関係にあった女性から損害賠償を求められた訴訟を巡り、女性に謝罪して解決金500万円を支払う内容で和解が成立した。
市議会が20日に不信任決議を賛成多数で可決したため、永野氏は失職か議会解散の判断を迫られていたが、24日午前に議会の烏野隆生議長に解散通知書を提出。受理されたため議会は解散された。
永野氏は女性関係を巡る問題が発覚後の8日、所属していた大阪維新の会から正式に離党勧告の処分を受け、同日付で離党した。【中村宰和、新宮達】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。