政治資金収支報告書に不記載があった自民党の参議院議員22人が、政治倫理審査会の全面公開を受け入れ、国会の閉会中も審査を行うことになりました。
臨時国会は21日が会期末でしたが、20日、衆参両院の本会議で会期を24日まで延長することが議決されました。
こうした中、参議院の政倫審の幹事懇談会では、自民党の衛藤晟一議員の審査を23日、公開で行うことが決まりました。
また、これまで議員の傍聴のみを望んでいた22人が全面的な公開を受け入れる意向に転じたことが自民側から伝えられ、国会閉会後の25日も4人の審査を行うことで合意しました。
立憲民主党の幹事は、残る18人について年内の審査は厳しいとの見方を示し、「年明け引き続き協議する」としています。
一方、今週、衆議院の政倫審に出席した萩生田議員と平沢議員について、自民党は、次の選挙の公認候補者になる支部長に選任することを決定しました。
2人は10月の衆院選で公認されず、無所属で当選していました。
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