防衛省は21日、陸上自衛隊が運用する輸送機「オスプレイ」に関し、安全対策を講じた上で飛行を再開する方針を示した。具体的な時期は明らかにしていない。陸自は米国内で墜落につながりかねない同型機の事故があったことを踏まえて10日から飛行を見合わせている。
防衛省によると、米軍で20日に新たな安全対策に関する指示を出したと米側から説明があった。米軍の分析の結果、不具合が生じる可能性を考えた点検などをして飛行を再開する見通しという。自衛隊も同様の措置をとる。
2023年11月に鹿児島県屋久島沖で起きた米軍オスプレイの墜落事故の原因となった部品を点検する。飛行時間が少ない場合は追加的な措置をとる。
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