静岡県知事選に出馬を表明した村上氏㊧と浜中氏(7日、静岡県庁)

5月26日投開票の静岡県知事選挙を巡り7日、自営業の村上猛氏と会社役員の浜中都己氏の2氏が無所属での出馬を表明した。村上氏は「リニア中央新幹線の事業そのものを精査する必要がある」と話し、浜中氏は「請願権の拡充や高齢化対策に取り組む」とした。

浜中氏は浜松市出身の62歳。建設関係を経て一般財団法人主権者教育推進機構を設立。一般社団法人みんなの請願支援センター代表理事や脱炭素に関するコンサル業などを行うウェルアウェイ(東京・港)の社長を務める。

村上氏は静岡市出身の73歳。駒沢大学経営学部を卒業後、飲料関係や印刷業で会社員として勤め、現在は自営業。川勝平太知事の突然の辞職などを受け出馬を決意したという。

静岡県知事選の告示は9日。総務省出身の大村慎一氏と前浜松市長の鈴木康友氏、共産党公認候補の森大介氏、政治団体代表の横山正文氏(表明順)の4人が既に出馬を決めている。告示まで日数が迫るなか、短期決戦の知事選では出馬表明が相次いでいる。

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