北陸新幹線の敦賀-新大阪間のうち、京都市内を通過する3つのルート案について、18日の与党国会議員らでつくる整備委員会では、意見がまとまらず、ルート決定には至りませんでした。これを受けて、杉本知事は19日の県議会で「大事なのは1日も早い全線開業」とし、自民・公明の与党には「方針などをしっかりと示してほしい」と強調しました。
19日に行われた12月定例県議会の予算決算特別委員会では、18日に行われた与党整備委員会で、「小浜ー京都ルート」の京都市中心部を通る3つのルート案から一つに絞る作業を進めるも、決定に至らなかったことが取り上げられました。
これを受けて杉本知事は「一日も早く大阪までの小浜・京都ルートで全線開業が達成されるような方針や道筋をしっかりと示してもらうことが大事。ヒアリングした各沿線自治体の事情も考慮した上で結論を出し、一日も早い全線開業に努めてほしい」と強調しました。
次の与党整備委員会は20日に開かれます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。