日本被団協のノーベル平和賞の授賞式に出席した高校生平和大使の2人が17日に長崎市で帰国会見を開きました。
会見は、午後5時から長崎市で開かれ、高校生平和大使の大原悠佳さんと津田凜さんが出席しました。
長崎東高2年 津田凜さん(16)
「長崎に戻ってきて、オスロでは被爆者の証言がいかに貴重で大切かをあらためて実感した」
2人はノルウェー・オスロで開かれたノーベル平和賞の授賞式に出席したほか、現地の若者に対し原爆の悲惨さを伝える出前授業を行うなどして核兵器廃絶への思いを発信しました。
長崎西高2年 大原悠佳さん(17)
「“ビリョクだけどムリョクじゃない”という私たちのモットーを紹介した。どこに住んでいても誰であっても力を持っているからこそ、私たち一人一人がもっと意識をもって核廃絶やほかの問題について声を上げていかないといけないと伝えてきた」
2人は帰国の翌日、15日に長崎市で核兵器廃絶を求める署名活動を行いました。
津田凜さん
「ノーベル平和賞授賞式は、私たちにとってはスタートであって継承していく、活動していくスタートだからこそ、私たちはすぐにスタートダッシュを切らなければならない責任感、次の日から参加しようと2人で話して署名活動を行った」
2人は被爆者の証言や思いを受け継ぎながら、今後も活動を続けると力強く語りました。
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