ノーベル平和賞を受賞した日本被団協に同行した「高校生平和大使」がノルウェー・オスロから帰国し、14日午前、東京で会見を開いて現地での活動を報告しました。
会見に出席したのは、広島市立基町高校の甲斐なつきさん(17)ら高校生平和大使の4人などです。
核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける活動を続けてきた「高校生平和大使」は、今回ノーベル平和賞の授賞式に出席したほか、現地の高校で平和の出前授業を行ったり、若者と未来について議論したりしました。
【高校生平和大使 甲斐なつきさん(17)】
「家族の被爆証言を引き継いでくれて、それを言ってくれてありがとうとか、そういったことで涙を流される方もいらっしゃって。その思いや言葉で励まされたように感じました」
甲斐さんは今後、ノーベル平和賞授賞式で賞状をうけとった広島県被団協の箕牧智之理事長などと広島市の原爆慰霊碑を参拝するほか、広島市役所でも会見を開くことになっています。
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