老朽化のための建て替えにむけ本格的な取り壊し工事が進む仙台市役所の本庁舎で、5月7日から議場棟の取り壊しが始まりました。

記者リポート「4月15日から始まった正面玄関付近の取り壊しはほぼおわり、7日からその隣の議場棟の取り壊し作業が始まっています。」

4月15日から行われていた仙台市役所の本庁舎南側、正面玄関を含む3階建ての低層棟の取り壊しに続き、7日、隣の議場棟の取り壊しが始まりました。
7日は1階のひさし部分や屋根の取り壊しを行い、7月中には議場棟全体の取り壊しを終え、8月末までに更地にするということです。

仙台市本庁舎整備室 藤田考一室長
「これまで市政の重要課題について議論されてきた議場棟が解体されるということで、非常に感慨深いものがある。」

新しい庁舎は、噴水や駐車場の跡地も含めた場所に、総事業費およそ514億円をかけ建てられる予定です。地下2階、地上15階建てで高さおよそ80メートルの新庁舎は2028年度から利用が始まる予定です。

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