2024年度の補正予算案は、13日から参議院での審議が始まりました。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・若田部遥記者が中継でお伝えします。
補正予算案の成立にメドをつける要因となった「103万円の壁」を巡る自民・公明・国民民主の3党合意ですが、立憲民主党は、財源について石破首相にただしました。
立憲民主党・小沢雅仁議員:
3党で合意した103万円の壁、178万円まで引き上げるという合意をされましたけれど、(7兆~8兆円の)財源どう考えてるんですか?
石破首相:
今、議員がご指摘のような金額を具体的に念頭において、議論が進んでいるとは承知をしておりません。
立憲民主党・小沢雅仁議員:
全く先送りじゃないですか。ちょっとそれは逃げじゃありませんか?
石破首相:
逃げとか詐欺とかそういうようなことをするつもり全くございませんので、そういういいかげんなことをいたしません。言っておりません。いいかげんなこと言って逃げるような3党合意ではございません。
一方、国民民主党の榛葉幹事長は会見で、「103万円の壁」を2025年に178万円まで一気に引き上げるのは難しいとの認識を示唆した上で、「来年178ぴったりでないかもしれないが、極めて178に近い形に持っていくという約束ですので」と述べました。
また予算委員会では、政策活動費の廃止を巡って、自民党案に例外として設けられている「公開方法工夫支出」について、野党側が「国民の知る権利に抵触する恐れはないか」とただしたのに対し、石破首相は「表現の自由が害されることがあってはならない」との認識を示しました。
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