福岡県北九州市中心部の再開発事業「コクラ・クロサキ リビテーション」の第一弾となる最新のオフィスビルが13日、グランドオープンしました。
JR小倉駅に近い北九州市の魚町地区に今年7月に完成した「BIZIA KOKURA(ビジア・コクラ)」。
国や市の補助金と容積率などの規制緩和を受けて、地元の不動産大手が総事業費60億円を投じて建てた最新のオフィスビルです。
地上13階建ての建物の延床面積は約9900平方メートル。
11階から13階に入る日本IBMの九州DXセンターを始め、IT企業を中心に入居率が8割から9割に伸びたことを受けて13日、関係者が出席してグランドオープンの式典が開かれました。
◆北九州市 武内和久市長
「北九州市で初めての高機能インテリジェントビルの誕生ということは、ますます企業やクリエイティブ人材をこの街に呼び込む大きな力になると思います」
◆ワールドホールディングス 伊井田栄吉 会長
「優秀な若い人たちが集まっていろんな事業をここで興していくような形になれば」
◆日本IBM 加藤洋 副社長
「(北九州市は)特にエンジニア、理系の学生が多いということだったので、社会課題であるIT人材の不足の解決を一緒にできる街なのではないか」
第一弾となる「BIZIA KOKURA(ビジア・コクラ)」のグランドオープンをきっかけに、北九州市は小倉や黒崎地区の再開発に弾みがつくと期待しています。
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