自民党大阪府連の新しい会長に、青山繁晴参院議員が就任する見通しであることが分かりました。

■15の小選挙区すべてで維新に敗北 谷川とむ現会長も落選し辞意

自民党は、10月の衆議院議員選挙で、大阪府内の15の小選挙区に候補を擁立しましたが、全て日本維新の会の候補者に敗れていました。

府連の内規で会長は国会議員が務めることになっていますが、現在の会長・谷川とむさんも落選し、辞任する意向を表明。

府連所属の国会議員は、衆院選で唯一比例復活した島田智明衆院議員のほか、松川るい参院議員と太田房江参院議員の3人となっていました。

■青山議員は府連所属ではないものの「獲得した党員が多数府連に所属」

関係者によると、自民党大阪府連は今月7日に会合を開き、新しい会長に青山繁晴参院議員を充てる方針を固めたことが分かりました。

青山議員は、兵庫県出身で、共同通信の記者や関西テレビ「スーパーニュースアンカー」のコメンテーターなどを経て、2016年の参議院選挙の比例区で初当選し、現在2期目です。

青山議員は府連所属ではありませんが、関係者によると、府連所属の党員の中で、青山議員が獲得した党員が多くいるということで、青山議員も、会長に就任する意向を示しているということです。

青山議員の会長への就任は、今月22日の府連大会で正式に決定する予定です。

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