林芳正官房長官は12日の記者会見で、自らにとっての2024年の漢字に「動」を挙げた。元日の能登半島地震や林氏自身も立候補した9月の自民党総裁選などに触れ「まさに激動の1年だった」と振り返った。
「激動のなかで、政府のスポークスマンで危機管理や政府内の総合調整の役割を担う官房長官として内政・外政の課題の一つひとつに緊張感を持って取り組んできた。25年も引き続き職務に精励したい」と述べた。
林氏は能登半島での豪雨災害や衆院選にも言及した。国際情勢を巡ってはロシアによるウクライナ侵略の継続やロシアと北朝鮮の軍事協力を挙げた。中東情勢の緊張の高まり、米大統領選も取り上げた。
日本漢字能力検定協会は12日、24年の世相を1字で表す「今年の漢字」に「金」を選んだ。
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