自民党の平井卓也広報本部長は10日の記者会見で、選挙でのSNS活用などについて20日に勉強会を開くと発表した。7月の東京都知事選や10月の衆院選、11月の兵庫県知事選を例に利用方法や問題点を共有する。国会議員や地方議員、秘書らがオンラインで参加することを想定する。
都知事選は前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏がSNSでの選挙活動を前面に打ち出し躍進した。兵庫県知事選は立候補した稲村和美氏のX(旧ツイッター)のアカウントが凍結される事態などが発生した。
選挙時にSNS上に投稿される偽情報を巡っては選挙制度調査会でプロジェクトチームを立ち上げて議論する可能性に言及した。「どこまで落選運動が許されるかや誹謗(ひぼう)中傷などについて各党とも議論を始めなければならない」と述べた。
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