公明党は10日、国民民主党と衆院に政治資金を監査する第三者機関「政治資金監視委員会」の設置に関する法案を共同提出した。公明党の斉藤鉄夫代表は記者会見で、公明党の衆院議員の数が足りず単独での提出を断念したと明かした。
衆院に法案を提出するには提出者と賛同者あわせて21人が必要となる。公明党は現有24議席であるものの、政務三役に就く5人は先例で加われず、単独提出には2人足りない状態となる。
斉藤氏「国会の先例を知ったのが1週間前だった。気づかなかったのは執行部の反省すべき点だ」と語った。
「政治改革は政治の土俵を話し合うということであるので、与野党関係ない」とも強調した。「合意形成のために意見調整をする努力を続けていきたい」と訴えた。
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