衆議院の予算委員会では、10日から2024年度の補正予算案の本格審議が行われ、石破首相は「規模ありきだ」との野党の批判を否定しました。
国会記者会館から安部大地記者が中継でお伝えします。
冒頭、質問に立った自民党議員が30年ぶりとなる野党の予算委員長に配慮を見せるなど、少数与党として綱渡りの国会運営を象徴する論戦となっています。
自民・井上信治元万博相:
安住委員長はなんといっても、本当に円熟した尊敬すべき政治家だと思っておりますので、しっかり差配をしていただきたい。期待をしております。
そして、石破首相は総額13.9兆円と2023年度を上回る補正予算案の規模を野党側が批判していることについて反論しました。
自民・井上信治元万博相:
予算案の中身として、やはりそれぞれ個別個別、緊要な予算をしっかりと計上していくということが大切だと思っております。総理のお考えを示しください。
石破首相:
地方創生の再起動、そして、能登半島の復興復旧を本格的なものにする予備費では足りない。積み上げたものでございまして、規模ありきということでは、全くございません。
10日午前からは野党の質問が始まっていて、政治改革についても追及する予定です。
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