立憲民主党の野田代表は8日、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演し、旧文通費の自らの使い道について、「年内に絶対に公表する」と述べた。
野田氏は9月に番組に出演した際、国会議員に月額100万円支給される旧文通費(現在の調査研究広報滞在費)の使い道について、「10月分から公開をするように自分は試行的に進めたいと思う」と述べていた。
これに関し、8日の番組の中で野田氏は、「10月の支出先あるいは領収書は整理をして、公開は完全にできる状況まで来ている。11月分も準備をしてきている」と明らかにした。
そして、旧文通費の改革を議論している与野党の協議会で4日に「使途の公開」や「残金の返還」を義務付ける座長私案が示されたことに言及し、「おそらく年内に結論が出ると思う。結論に影響してはいけないと思いながら準備をしてきた」と説明した。その上で、「私の分は間違いなく年内に絶対に公表する」と強調した。
一方、野田氏と共に、番組に出演した日本維新の会の吉村代表は、「維新は公開している。野田さんが公開をしてやろうとなった方が、僕は全体の推進力が生まれると思う」と訴えた。
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