2025年夏に行われる参議院議員選挙に向けて、自民党県連はきょう選挙対策委員会を開き、公認候補として現職と県議会議員の2人を党本部に上申することを決めました。

参院選をめぐっては、県連会長で経済産業副大臣などを務める古賀友一郎 参議院議員(57)と、山下博史 県議会議員(50)の2人が公認争いをしています。

7日の選挙対策委員会で、委員からは「意向調査を行い、一本化すべき」との意見も上がりましたが、加藤竜祥 選対委員長は2人とも上申し、党本部に判断を委ねることを提案しました。

異論は出なかったということです。

加藤竜祥 選対委員長
「1人を選べば、選ばれなかった側が選ばれた側を応援しない傾向がある。他県の事例を見れば。2人をそのまま上申したほうがより挙党体制を組みやすい」

近く、常任総務会の承認を得たうえで、2人を党本部に上申する方針です。

参院選には国民民主党 県連幹事長の深堀浩 県議(59)が出馬を表明しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。