石破首相は、参議院予算委員会で政治倫理審査会に出席する意向を示した旧安倍派の参議院議員が希望する非公開での開催について、「無意味だとは思っていない」と述べました。
日本維新の会・柴田巧参院議員:
いわゆる裏金議員といわれる方々27名が(参院政治倫理審査会で)弁明をしたいと。23名が非公開でお願いをしたいと。説明責任を果たすことができるか。
石破首相:
弁明する議員が自分は非公開でお願いしたいと言って、それを拒むことはできない。しかしながら、そこにおける審議というものは無意味だとは私は思っておりません。本当に充実した中身のある審議がなされる。期待という言葉しか使えませんが、そういうことだと思っております。
また、年収130万円を超えると国民年金などの保険料負担が生じる「130万円の壁」を巡り、立憲民主党が国会に提出した法案も議題になりました。
立憲民主党・森本真治参院議員:
手取り減収分の支援金を給付して手取りを減らさない。われわれの案もセットで与野党での協議の俎上(そじょう)に上げていただきたい。
石破首相:
御党のご提案についても、よく議論をさせていただきたい。(立憲民主党が提出した法案は)保険料を税金で肩代わりするっていうものですよね。それは本当に妥当なんだろうか。
石破首相は、立憲の法案に疑問を呈し、さらなる議論を求めました。
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