国民民主党の浜口政調会長は6日夜、BSフジの「プライムニュース」に出演し、2024年度補正予算案について、自民・公明両党との税制協議の行方次第では、予算の使途変更を求める組み替え動議を国会に提出する可能性に言及した。
国民民主党は、先の衆院選の看板政策、「年収103万円の壁」の引き上げなどをめぐり、自民・公明両党との税制協議を続けている。
代表の役職停止中の玉木議員は、6日の協議で与党側から示された「103万円の壁」の178万円への引き上げに伴う国の減収見込み額の資料に「粗い試算」と記されていたことなどについて、SNSで強く非難するなど猛反発している。
番組で浜口氏は、補正予算案の賛否について「我々としては税制協議の状況は考慮しないといけない」と述べた上で、「与党の姿勢が我々の期待に添うものでなければ反対も当然ありうる」との考えを示した。
国民民主党は11月、自民・公明両党との間で、補正予算案について「年内の早期成立を期する」などとした合意文書を交わしているが、浜口氏は、税制協議の行方次第では組み替え動議を国会に提出する可能性にも言及した。
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