与野党は6日の衆院憲法審査会幹事懇談会で、19日に今国会初めての審査会を開催する方針を確認した。議題は来週に開く幹事会で決定する。立憲民主党の代表を務めた枝野幸男審査会長の下での議論が本格化する。
枝野氏は審査会長に就いたことについて「従来とは違う視点で合意形成の努力をする可能性と責任があると思っている」と語った。「合意形成の可能性を模索すべく、一致点を探る運営に努めたい」とも強調した。
自民、公明両党が衆院選で過半数割れし、初めて審査会長のポストが野党に渡った。改憲に意欲的な改憲勢力も衆院選前にあった3分の2を割り込み、改憲議論が新会長の下でどこまで進むかが焦点になる。
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