来年4月に開幕する大阪・関西万博で、大きな手荷物を預ける場合の料金が1万円程度で調整されていることについて伊東万博相は6日、「大型荷物の持ち込みを抑制することも重要」と混雑緩和の対策として理解を求めた。
大阪・関西万博では会場への大型荷物の持ち込みを巡り、博覧会協会が、会場での預かり料金を1万円程度と高額にする方向で調整している。
伊東万博相は6日、閣議後の記者会見で、価格については「検討中」とした上で、「1日当たり最大20万人以上の来場が予定される万博で、会場に繋がる公共交通機関の混雑緩和のため、大型荷物の持ち込みを抑制することも重要と承知している」との考えを示した。
加えて、万博会場への乗り換え駅となる近隣の駅で、1個1000円で荷物を預かるサービスも検討されていることに触れた上で、「事前に宿泊ホテルや乗り換え駅、空港のロッカー等に荷物を預けるなどなどの工夫をお願いしたい」と述べた。
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