普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、工事に反対する市民団体が、奄美大島からの埋め立て用の土砂の搬出に反対する署名活動を呼びかけています。
名護市辺野古沖での埋め立て工事が進むなか、沖縄防衛局は奄美大島から土砂の搬出を計画しています。
移設工事に反対する市民団体は、奄美大島からの土砂や石材の搬出を止めようと、11月20日から全国で署名活動を進めています。
阿部悦子共同代表は、奄美大島の住民が今後、採石場での作業による騒音や、環境破壊の被害に悩まされることになると訴えています。
辺野古土砂全協阿部悦子共同代表:
「辺野古を埋め立てることも大問題なんですけれども、奄美の人たちの生活も本当に大変なことになるんだということを実感してきた」「奄美から出さないということを勝ち取ったら、辺野古を止めることができるんじゃないかと」
署名は2025年1月末まで受け付けていて、防衛大臣と沖縄防衛局長宛に提出するとしています。
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