鹿児島県内で働く介護職員について、2030年には必要な人数に対して3000人以上不足する見通しであることが分かりました。

鹿児島県保健福祉部・房村正博部長
「2030年は(介護職員の必要数に対して)3447人が不足し、2040年は(介護職員の必要数に対して)8194人が不足すると見込まれている」

これは5日の県議会一般質問で、県当局が明らかにしたものです。

将来的に、高齢化により県内で介護を必要とする人数は増加が見込まれるのに対し、介護する職員数は伸び悩むことが予測されています。

県の推計では6年後の2030年には3447人、2040年には8194人が不足する見通しで、少子高齢化に加えて人材不足という、地方の課題が浮き彫りとなっています。

鹿児島県・塩田知事
「介護職員の確保は重要な課題。ロボットの導入など可能な限りやっていく必要ある。様々なあらゆる対策を今後もしっかりと取り組んでいく必要がある」

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