大分市の足立信也市長の資金管理団体が80万円の寄付を受けていたにも関わらず、政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかりました。
不記載があったのは大分市の足立市長が代表を務める資金管理団体「足立信也と安心な日本を創る会」です。
11月に公表された政治資金収支報告書によりますと、大分市長選が告示された2023年4月16日、2つの政治団体が「陣中見舞」として足立市長の資金管理団体にあわせて80万円を贈りました。内訳は「大分市医師連盟」が50万円、「大分県歯科医師連盟」が30万円です。
しかし、資金管理団体側の収支報告書の収入欄には「陣中見舞」を受け取った記載はなく、TOSが指摘したところ、団体は誤りを認めました。
「陣中見舞」を受けた際の領収書は資金管理団体名義で出していたものの、選挙費用の会計処理をする際に、足立市長が個人で受け取った寄付として扱っていたということです。
「足立信也と安心な日本を創る会」は収支報告書は速やかに訂正し、再発防止に努めるとしています。
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