石破首相は4日、スウェーデンのクリステション首相と首脳会談を行い、両国の関係を戦略的パートナーシップへと格上げしたことを踏まえ、安全保障や経済での連携強化を確認した。
石破首相は会談の冒頭、日本とスウェーデンが150年以上にわたり、友好関係を結んできたことに触れた上で「本日(両国の)関係を『戦略的パートナーシップ』に格上げできたことを心よりうれしく思う」と述べた。
またスウェーデンが2024年3月、NATOへ加入したことに触れ、「これを踏まえた安全保障面での協力を求めたい」と話し、続けて「グリーン移行、デジタル、ライフサイエンス分野での協力を着実に積み重ねていきたい」と安全保障、経済での連携強化を求めた。
これに対し、スウェーデンのクリステション首相は「両国の関係は極めて強い状況にあるが、今般更なる高みに引きあげることができたことはさらに良いサインだと感謝している」と日本との関係強化を歓迎した。
あわせて「ウクライナに対して、日本国政府が非常に困難な時期において手厚い支援をしていることを私からも感謝申し上げます」とも述べた。
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